今回ついに、一番最初に決めた目的地であるマドリードに上陸します。 これから1週間ほど過ごすことになるマドリードに初めて着く日の様子をどうぞ。
バルセロナでの最後の過ごし方
今日はバルセロナからマドリードに移動する日です。 朝からホテルをチェックアウトし、まずは朝食を食べに行きます。 朝食は高速鉄道の発車駅である「バルセロナ・サンツ」駅とホテルの間にあったカフェに入りました。 これがバルセロナ最後の食事でしたが食べたのはワッフル、ワッフルならベルギーだろと思わず自分で突っ込んでいました。
ただ味はとても美味しく、ぜひ行ってみて欲しいお店です。
その後駅の方に向かいます。 バルセロナ・サンツ駅はとても大きくたくさんの列車のホームや改札があり、迷いそうになりました。 なんとか高速列車の改札を見つけましたが、私は列車が発車する1時間半以上前に到着していたためさすがに中に入れず、駅の隣にある公園で1時間ほど時間を潰しました。
ちなみに早すぎと思われるかもしれませんが、スペインの高速列車は日本の新幹線と違い、手荷物検査や人によるチケットのチェックがありまるで飛行機のチェックインのようなので、早めに行くことをおすすめします。 30分前までには行っておいた方がいいと思います。
マドリード到着!初めての印象
高速列車に乗り込み約2時間半、ついにマドリードに到着です。 駅を降り立った瞬間、バルセロナとはまた違う雰囲気や建造物に目を奪われました。
もともとは宿泊予定のホステルまで電車で行く予定だったのですが、ここで予定変更。 マドリードの街並みを体験するため、40分ほど歩いてホステルに向かうことにしました。 歩いていて気づいたことは、マドリードはかなり高低差があり、坂道や、建物と建物の間から見える下の景色がとても美しかったです。
その後は有名な「マヨール広場」とその隣にある「サン・ミゲル市場」を通ります。 マヨール広場はスペインの歴史が詰まった広場ですが、とてもいい雰囲気の場所でした。
またサン・ミゲル市場は観光客でとても賑わっており、活気あふれる市場でした。
その後は王宮の横を通り、近くのホステルにチェックインしました。マドリードはバルセロナと比べて、より荘厳で伝統的な雰囲気を感じました。
情熱の国スペイン人の陽気な国民性
チェックイン後は夕食を食べに行きます。 この日はずっと食べたいと思っていたアヒージョを食べに行くことにしました。
Google Mapで見つけたアヒージョの有名なお店、「La Casa del Abuelo」に行きます。 ここに入ってまず驚いたのは店員さんの陽気さです。みんな歌いながら接客していて、とても楽しい雰囲気でした。 スペイン人の陽気な国民性を肌で感じる瞬間でした。 ここで注文したのはアヒージョとサングリア。
アヒージョは店内にあるカウンターでガラス越しに作ってくれるので見て楽しむこともできました。 油がとても濃厚で途中胃もたれしそうでしたが、とても美味しかったのでパンを使ってすべて完食しました。 スペイン料理の豊かな風味に魅了されます。 また私が食べ終わったころ位に地元の若者が5,6人で入ってきて立ち飲みテーブルでタパスとお酒を楽しんでおり、少し一緒に話していました。 地元の人と交流できてとてもよかったです。
圧倒的Chill Time、「Plaza de la Armería」
夕食後、ホステルに帰る途中に王宮の前にある広場、「Plaza de la Armería」に立ち寄ると、そこではバイオリンの路上ライブが行われていました。 暗くなった夜空の下で街頭が輝き、音楽を聴く人や広場で休んでいる人、歩いている人、話している人たちの中にバイオリンの音色が響いてとても素敵な雰囲気が広がっていました。
この様子はとても印象に残っており、この旅行で忘れられない時間になりました。 一日の終わりにとても良い時間を過ごしながらベッドで眠りにつきました。
バルセロナからマドリードへと移動し、スペインの二つの主要都市の違いを感じる一日となりました。 バルセロナのモダンでアートあふれる街並みから、マドリードの伝統と格式を感じる街へ。 スペインの多様な魅力を発見する旅は続きます。