ヨーロッパ旅行記 第7回:マドリードの魅力を発見!?

旅行日:: 2025-02-21

マドリード
ヨーロッパ旅行記 第7回:マドリードの魅力を発見!?

いよいよマドリード観光が本格スタート。 これまでパリ、バルセロナを回ってきてたどり着いたマドリードで何を感じるのか。 マドリードの魅力に魅了されるきっかけになった日です。

朝は聖地巡礼!?

マドリードに来たらしようと思っていたあしゅみなの聖地巡礼。 なんとマドリードは乃木坂46の齋藤飛鳥さんと星野みなみさんがAbemaTVの番組「#乃木坂世界旅 今野さんほっといてよ!」で訪れた街なんですよね。

<!-- 聖地巡礼の詳細はこちらの記事で紹介しています。 -->

まずは始まりの場所、「Teatro Real」です。

テアトル・レアル

ここ実は、前日マドリードに着いた日、ホステルまで歩いている途中に裏側を通っていました。 ここで番組が始まった表側を見ます。その後は朝食を食べたカフェに行きます。 道中、目印にしていた花屋さんの前も通りました。

目印の花屋さん

そして到着。 「Santa Eulalía」です。

サンタ・エウラリア

ここではハムとパンとトマトジャムを注文。

サンタ・エウラリアのハムとパンとトマトジャム

自分的には生ハムを注文したつもりだったのですが他言語は難しいですね。 しかもこの組み合わせで注文する人はいないのか店員さんがすごく不思議そうな顔をしていました。 ただ味はものすごく美味しかったです。 また内装もとてもおしゃれで、周りに観光地もたくさんあり、非常におすすめの場所でした。

きちんと二人が座ったであろう席も見つけました。

二人が座ったであろう席

その後は次の聖地「llao llao」に行くために「フエンカラル通り」に向かいます。 フエンカラル通りは人気のショッピング通りで、たくさんのお店が並んでいます。 またお土産を買えるような場所も多く、観光客にもとてもおすすめの通りです。

フエンカラル通り

ここには二人が行ったヨーグルトアイスのお店、「llao llao」があります。 Google Mapを頼りに到着しましたがまだ空いていなかったためとりあえず前にあるカフェに入りました。

DELISKO

ちなみにここで初めて「un cafe con leche」と注文しました。 意味はミルク入りのコーヒーです。 1時間ほど時間を潰していたところで、待つのに飽きたため一度ホステルに戻ることにしました。 その帰り道にとてもかわいいものを発見。

街で見つけた可愛いもの

街中にこういうのがあるのっていいですよね。ホステルに戻った後は少し休憩をしていました。

体力復活!観光再開!?

休憩した後は、また観光に繰り出します。 まずはホステルのすぐ横にある「モンターニャ公園」に行ってみます。 ここは高台になっており、とても景色が良かったです。 ここから王宮も見ることができました。

モンターニャ公園から見る王宮

また犬の散歩をしている人、サックスを演奏している人、校外学習できているような学生など、様々な人が地元の雰囲気を醸し出しておりとてもいい場所でした。 その後は「llao llao」に向かいます。 ホステルゆっくり休憩したため、もう開店していました。

llaollao llaollaoのアイス

早速ミディアムサイズを注文、すぐに出来上がり食べてみます。 フローズンヨーグルトをベースにしたアイスはとても爽やかで美味しかったです。 ただしサイズ選びには失敗したなと思いました。 ミディアムサイズはトッピングが3つ付いてくるのですが、1人で食べるには量が多かったです。 次回はスモールサイズ(トッピング1つ)を注文し、追加トッピング(0.5ユーロ/個)で調整するのがよさそうです。 ぜひ参考にしてみてください。

それでも甘さ控えめの味わいは、暑い日の散策の合間の休憩にぴったりでした。

街を散策、ゆっくりと流れる空気

その後は世界3大美術館であるプラド美術館の無料開放に行こうと思っていたためそれに合わせてプラド美術館のほうを散策することにしました。 まず見たのは「シベレス宮殿」と「シベレス噴水」です。

シベレス噴水とシベレス宮殿

とても壮大な建築で、まさにマドリードの伝統と格式を感じました。 その後も噴水を何基か見た後、プラド美術館の前に到着です。 無料開放はまだなので今は外観だけですが外観だけでも素晴らしい建築でした。 そして無料開放までの時間を潰すため隣にあった「マドリード王立植物園」に入ることにします。

マドリード王立植物園

こちら学生証を持っていると半額だったのですがあいにく持って行っておらず、普通の料金で入ります。 確認したところ日本の学生証でも問題ないそうです。

チケットを購入し中に入りましたがなんせ季節は冬、ほとんど何も咲いていませんでした。 ただ、整備された空間はとても落ち着き、ここで2度目の昼寝をかましました。 学習してませんね。 起きたあとは植物園を出て、近くの「エル・レティーロ公園」に行きます。 途中、「アルカラ門」を通り、公園に入ります。

アルカラ門

中はとても広く、また様々な施設があり、1日中居れそうでした。 1番気に入ったのは池とモニュメントで、その前では路上ライブもしており、沢山の観光客が集まっていてとてもいい空間でした。 マドリードの「肺」とも呼ばれるこの公園は、地元の人々の憩いの場として親しまれていました。 広々とした敷地と落ち着いた雰囲気が印象的でした。

エル・レティーロ公園の池

プラド美術館前の行列と戦略的撤退

18時になったのでプラド美術館の無料開放に向かいます。 しかしそこで目にしたのは予想以上の長蛇の列。 美術館での長時間待機と館内の混雑を考慮し、今回は見学を諦め、夕食を食べに向かうことにしました。 実際に考慮したのは美術に関する興味と空腹なんですけどね。 よく言うと文化鑑賞よりも美食体験を優先した判断です。

夜ご飯は2日ぶり3度目のパエリア

プラド美術館から一旦ホステルに戻ることに、電車に乗ることにしたのですが、マドリードの地下鉄は初見ではややこしかったです。 マドリードには二つの地下鉄があり、「renfe(metro)」と「Cercanías」があります。 このうちややこしかったのはCercaníasのほう。 私が宿泊していたホステルはCercaníasの駅がとても近くにあったので乗って帰ることにしたのですが、チケットの買い方がわからず、30分ほど格闘していました。 ネットの情報を頼りにしながらなんとかチケットを購入でき、改札を通りますが今度はホームが分かりません。 まずどのホームにどこ行きの電車が来るとは決まっておらず、直前になってやっと掲示板と放送で案内されます。 もちろんスペイン語は分からないので掲示板を見るのですがこれがまた見にくい。 結局係員の人に行き先を伝え、案内してもらい、何とか目的の電車に乗ることができました。 無事最寄り駅に到着し、ホステルに戻った後は夜ご飯を食べに行きます。 この日は歩き回ってとても疲れたため、ホステルの近くにある気になっていたお店、「Restaurante Loredo」に入ることにします。

Restaurante Loredo

時刻は19時半ごろでしたが店内はとても広く、すぐに案内されました。 この夜のメインはシーフードパエリア。今まで食べたパエリアとはまた違った味わいが楽しめました。 新鮮な魚介の旨味がお米に染み込み、サフランの香りが食欲をそそります。 パエリアに添えられたレモンを途中で絞ることで、味の変化も楽しめるという粋な演出も。 もちろん飲み物はサングリア。

Restaurante Loredoのシーフードパエリア

スペインの夜を彩る甘酸っぱい果実酒は、パエリアと見事にマッチしていました。 この食事でこの日を締めて、明日に備えて睡眠をとります。

マドリードの街並みや雰囲気をとても感じることができ、この街をとても好きになった一日でした。 この気持ちの変化をきっかけに明日以降の過ごし方に変化が訪れます。 どのように変化していくのでしょうか?