バラナシ観光もいよいよ最終日を迎えました。
最終日ということで思い残しがないようにしっかりと街を歩き回ることにしました。
ただ朝から何となく体調がすぐれない気が...。
なぜでしょうか?原因は分かりませんがせっかくの最終日、気合を入れて散策に出発しました!
バラナシの街並みを歩く
バラナシの街は、細い路地が迷路のように入り組んでいて、そこかしこに牛が居座っています。
道を歩いていると、突然牛が目の前をふさいで進めなくなることもしばしば。
牛は神聖視されているため、誰も無理に追い払ったりせず、牛の気分次第で道が開かれるのを待つしかありません。
この独特な光景は、まさにバラナシらしい瞬間です。
路地には小さな店がひしめき合い、スパイスやお菓子、布製品、土産物などが所狭しと並んでいます。
店ごとに香りや雰囲気が違うので、ただ歩いているだけでも十分に楽しめます。
ローカルな買い物体験
まずは、一緒に旅をしている友人の買い物に付き合うことにしました。
この友人はバラナシからパキスタンに向かう予定があり、現地で使う服を購入したいとのこと。
訪れたのは、バラナシ版の「ユニクロ」ともいえるローカルな衣料品店でした。
お店に並ぶ服は、どれもカラフルで個性的。
シンプルなシャツからインドらしい刺繍の入った服まで豊富なラインナップで、価格も驚くほど安い!
友人と一緒に選びながら「こんなデザインは日本では見かけないね」と話しつつ、ローカルな買い物を楽しみました。
ちなみに、店員さんに「ごみ箱はありますか?」と尋ねたところ、「その辺に捨てとけばいいよ」とあっさり言われ、思わず苦笑い。
文化の違いを実感しました。
念願のタンドリーチキン
買い物を終えた後は、ランチタイム。
インドでまだ食べていなかった「タンドリーチキン」を試してみることにしました。
タンドリーチキンとは、スパイスとヨーグルトに漬け込んだ鶏肉をタンドールという窯で焼き上げた料理で、インド料理の中でも特に有名な一品です。
訪れたレストランは、地元の人々で賑わう人気店。
席に着くと、スパイスの香りが食欲をそそります。
ほどよく焦げ目のついたタンドリーチキンを一口食べると、外はパリッと香ばしく、中は驚くほどジューシー!
スパイスの風味が口いっぱいに広がり、期待以上の美味しさでした。
これをインドで食べられたことに感謝です。
クリケットショップ探訪
昼食後、次に向かったのはクリケットショップ。
インドではクリケットが国民的スポーツで、日本の野球に匹敵する人気を誇ります。
クリケット用のバットやユニフォームを見たくて、Googleマップで検索したお店を目指しました。
しかし、地図上では近いはずなのに、路地裏が迷路のように入り組んでおり、なかなかたどり着けません。
そこで近くで遊んでいた少年たちに話しかけてみると、「案内してあげるよ!」と親切に案内してくれました。
着いた先は、普通の民家のような建物。
半信半疑で中を覗いてみると、少年たちが家の人を呼び出してくれました。
そして奥から本当にクリケットバットが登場!
値段も非常に安く、購入したい気持ちに駆られましたが、日本に持ち帰れないことを考えて今回は断念。
また訪れる際には、しっかり準備して買いに来たいです。
バラナシの火葬場へ
旅の最後に訪れたのは、バラナシの火葬場。
細い道を進むうちに迷子になり、途中で出会った観光客に道を尋ねながらなんとか到着しました。
火葬場では、薪を使った伝統的な火葬が行われており、現地の人々の日常の一部として儀式が進行していました。
観光地とは異なり、そこには生活の延長としての神聖さがあり、どこか静謐な雰囲気に包まれていました。
ただ、観光客を狙った「薪代」としてお金を要求する人たちがいるので注意が必要です。
こういったトラブルも含めて、インドのリアルな一面を感じることができる場所でした。
さあいよいよ旅も終了、締めくくりはお祭り
いよいよインド旅も締めくくり、最後はバラナシのお祭りに参加します。
次回もぜひお楽しみに!