海外旅行

インド旅行記 第2回:デリーの街角で出会った人情と絶景

旅行日:

2024-09-24~2024-09-25
インド-ニューデリー
インド旅行記 第2回:デリーの街角で出会った人情と絶景

いきなりピンチ!?夜タクシーに降ろされたのは...

さて、インド旅行ブログのパート2です。
今回はいよいよインドに到着したとことからです。
ベトナムを離れ、ついにインディラ・ガンディー国際空港に降りちました。
ここからが冒険の始まり...と思いきや早速最初のトラブルが待っていました。
日本人がインドに行く場合事前にビザを取得している必要があります。
私たちは事前にe-VISAを取得していたのでe-VISAの列に並びました。
しかし私たちの順番が来ると審査官が何かを示しこの紙を出せと言います。
「え、そんなの知らないよ」と私たちはすっかり困惑していると後ろに並んでていた韓国人らしき人が「その書類はあっちで書くんだよ」と親切に教えてくれました。
どうやらe-VISAとパスポートだけではなく小さな書類を記入しなければならなかったようです。
危うく入国できないところでしたが後ろの方に感謝ですね。
手続きを終えて時間は少しかかりましたが無事にインドに入国することができました。
//e-VISAの取り方や入国方法などは詳しくまとめてあるのでこちらをチェックしてみてください。//
しかしその時点で地下鉄の終電はすでに終わっており、ホテルまでタクシーを使うしかありませんでした。
空港を出てすぐのところにいる客引きをしている野良タクシーはぼったくられるのでUberを利用することにしました。
しかしなかなかドライバーが見つかりません。
おそらくみんなUberを使おうとしていたのでしょう、たくさんの人が乗り場で待っていました。
待ち続けようやくドライバーが見つかりましたが結局ドライバーが見つかるまで20分ほどかかりました。
インドに夜遅く到着する際は早めにUberでドライバーを探し始めることをおすすめします。
ようやくタクシーに乗りホテルで一休みできると思っているとなんだか周囲が怪しい雰囲気に...
そこはゴミが散乱し建物は崩れ、道端では人や犬が寝ていて少し薄暗い場所です。
ここじゃないよなと思っているとまさかのそこで降ろされます。

タクシーで降ろされた場所

タクシーも帰ってしまい私たちはそこに取り残されてしまいます。
すると現地人らしき人が近寄ってきて"どこに行くんだい?"と話しかけてきました。
殺されるかもと内心怖さでいっぱいでしたがGoogle Mapを見せて「このホテルなんだけど...」と答えました。
すると彼は"着いてきな"と言って先に進んでいきます。
最初は不安でたまりませんでしたが進むうちに周囲がだんだん明るくなってきます。
彼の案内通りに進むと本当に私たちの予約したホテルがありました!
今までの人生で味わったことのない恐怖と安心感を味わいました。
人生で一番長い10分間だったかもしれません。
彼を疑ったことを申し訳なく思い感謝の気持ちでいっぱいでした。
その晩、ホテルにチェックインしてすぐにホテルのベッドに倒れこみ、お風呂に入る元気もなくそのまま眠りにつきました(笑)

ホテルイエスプリーズの写真

ちなみに私たちが泊まったホテルはこちら"Hotel Cottage Yes Please"です。
私たちはここに2日泊まりました。
チェックアウトの時に写真を取ったので汚くてすみません(笑)

いよいよインド観光!のつもりが...

さて昨日はいろいろありましたが切り替えて今日は観光を楽しもうと思っていた矢先にまたしても予期せぬ出来事が!?
私たちは3日目にタージマハルを訪れる計画を立てていたのですが、なんとタージマハルは金曜日は閉まっているという事実が発覚。
すでに電車やホテルの予約は完了していたためどうするかみんなで話し合います。
しかし中々いい案が出ずお腹もすいていたためとりあえずニューデリーを観光することにしました。
お昼も近かったのでまずはインドカレーを食べるために近くのコノート・プレイスという場所に向かいます。
ホテルを出てコノート・プレイスに向かっているといきなりインド人が"そっちの道は危ないからこっちから行きな"と案内してきます。
最初はガイド料を請求されるのではと疑っていましたがどうやらそんな様子ではなさそう。
歩きながら会話をしているうちに仲良くなりました。
"俺ら友達だから"と言ってチャイを飲もうといってきます。
ただその時私たちは両替をしておらず「インドのお金を持っていないんだ」と言うと"俺が払うよ、俺ら友達だから"と言ってチャイを奢ってくれました。
これが初めてのマサラチャイだったのですがとても美味しかったです。

マサラチャイの写真

その後お腹が空いているからカレーが食べたいと言うと"俺がいいカレー屋を紹介してやる"と言って連れて行ってくれます。
お金がないと伝えても"俺が払うから後で両替して返してくれ、お腹が空いているんだろう?"と言って先に払ってくれました。
ということで現地人おすすめのカレー屋へ、頼んだのはバターチキンカレーとチャパティです。

バターチキンカレーの写真

初めての本場のインドカレーということでそのお味は...?うまい!が、辛い!
めちゃめちゃおいしかったのですがなんせ辛い!インドで初めての食事だったこともあって全然食べれず、ミルクを入れてもらい辛さを薄めてもらいました。
なんともともとの辛さでも私たちのためにスパイスを少なめにしてくれていたようで、インド人すごい!(笑)
大満足で店を出た後は両替とその後の旅のプランを考えることもかねて"information center"へ連れて行ってくれます。
そこでもともとの私たちの予定やそれではタージマハルを見に行けなくなったことなどを伝えると、2日間でデリー、アーグラ、ジャイプルをまわるツアー?みたいなものを提案してくれました。
なんと運転手、ジャイプルでのホテル付で20,000円、かなり安いと思います。


ただまあこれは後日談なのですが、私たちにはそのツアーはあってなかったなと話していました。
インド観光する分には快適に移動できてなおかつ現地のガイド付き、オートリキシャーなどの値段交渉もしてくれるなどかなりいいツアーでしたが移動が全部車なのと行くところがすべて観光地だったのでインドを体感しに来ていた私たちからするとバスや電車で移動してみたかったや、もっと市場などを歩いて見たかったりとかを考えたりしました。
しかしインドを観光するにはこれ以上ないくらいいいものだったと思うのでこのツアーを使うのはめっちゃありだと思います!
閑話休題


というわけでツアーの申し込みをして、電車のキャンセルをしてもらって両替をしてもらって完了です。
ここでずっと案内してくれていたインド人とはお別れ。
もちろんしっかりとカレーの代金を返して、感謝の意味をこめて少しチップを渡してお別れをしました。
彼のインスタです、良かったらぜひ→Vicky Kumar

さあ、ここからがインド観光本番!

さて、案内してくれたインド人と別れた後は、2日間運転をしてくれる運転手とあいさつをして、いざデリー観光に出発です!
ワクワクしながら車に乗り込みましたが、この時点で時刻はすでに午後3時過ぎ。
デリーの観光地は夕方5時に閉まってしまうことが多いので今日は限られたスポットしかまわれません。
まず最初に向かったのは"アグラーセン・キ・バオリ"という歴史的な井戸で、入場料はかかりません。

アグラーセン・キ・バオリ

ここは昔からの水源で、映画のロケ地にもなったそうです。
井戸自体の作りに重厚感があり、とてもいい場所でしたがここには本当にこれだけしかなく、10分もあれば十分観光できます。
というわけで私たちも10分ほどで観光を済ませて次の目的地へ。
次に向かったのは"Indian Gate(インド門)"です。

インド門の写真

インドの独立記念碑で、第一次世界大戦で亡くなったインド兵士を追悼するために建てられた大きなアーチ状の門です。
インド門の周りは広々としており、整備された公園のような雰囲気が広がっていました。
ただ一つ注意点が、観光客に話しかけて勝手に写真を撮ってきてお金を要求する人たちが多いことです。
勝手に撮ってきて売りつけようとしてくるので「No,No」と言いながら無視するのが一番です。
最後のスポットは"Lotus Temple(ロータス寺院)"。

ロータス寺院の写真

この寺院は名前の通り蓮の花の形をした現代的な建物で、宗教や国を超えて全ての人々が訪れることができる場所です。
この寺院は全ての宗教のために作られたそうでどの宗教のものというのはないそうです。
美しい白い蓮が静か佇む姿に心が癒され、思わず何枚も写真を撮ってしまいました。
内部はとても広々としており、観光客だけでなく、地元の人々も瞑想や祈りに訪れている様子が見受けられます。
静かで穏やかな空間が広がっていて、忙しないデリーの街の中で心の平安を感じられる場所でした。
時間はもう夕方5時を過ぎていたためロータス寺院を最後にホテルへと戻ることになりました。
途中運転手さんが"ライトアップされたインド門も見せたい"と言ってくれて再びインド門の前を通過。
ライトに照らされたインド門は昼間とは違った幻想的な雰囲気をまとっており、何とも言えない神秘的な美しさでした。

ライトアップされたインド門の写真

これで1日の観光は終了です。
ホテルに戻って少し休憩した後私たちは近くの"ビリヤニ"の店に向かいました。
インド旅行の前に日本にいるインド人の友達が「絶対に食べるべき」と勧めてくれた料理です。
店内は地元の人々で賑わっており、観光客向けではないためか英語を話せる店員さんはほとんどいませんでしたが、親切なお客さんが助けてくれて何とか注文できました。
ビリヤニは香ばしいご飯とスパイスが絶妙に混ざり合いとても美味しかったです。

ビリヤニの写真

店員さんは気を使ってスプーンを用意してくれましたがインド人を見習って右手で食べることにしました。
慣れていなかったので少し苦戦しましたが現地の文化を体験するいい機会になりました。
その日の夜はお腹も心も満たされた状態でコンビニでお菓子を買ってホテルに戻りゆっくりと休みました。

コンビニの写真

コンビニと言っても日本のような感じではなくスーパーを小さくしたみたいな感じです。

インド1日目終了!

1日目はここでおしまいです、ここまで読んでくれてありがとうございます。
ついに始まったインド旅行、初日から様々なことがありましたがこの先どうなるのでしょうか。
明日はいよいよインド観光の目玉、タージマハルへ。
次は一体どんなことが起こるのでしょうか。
次回をお楽しみに!

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